2017.02.16WEB - PHP

ざっくりエスケープシーケンス

PHPでよく使うエスケープシーケンス一覧。

\n 改行(行送り) LF/ラインフィード
\r 改行(復帰) CR/キャリッジリターン
\t 水平タブ HT/ホリゾンタルタブ
\v 垂直タブ VT/バーティカルタブ
\e エスケープ ESC
\f フォームフィールド FF
\\ \マーク(バックスラッシュ)
\$ $マーク
\( 左かっこ
\) 右かっこ
\[ 左かっこ
\] 右かっこ
\’ シングルクォーテーション
\” ダブルクォーテーション
\nnn nnn が 0 ~ 7 の場合 8 進数表記(最大3 桁)  正規表現: \[0-7]{1,3}
\xnn 16 進数表記(nn には、1 文字以上の 16 進文字 (0 ~ F) を指定)  正規表現: \x[0-9A-Fa-f]{1,2}

使い方

展開させるために、echoにダブルクォーテーションを使用します。

\n

改行ですが、HTML上の出力<br>の代わりではありません。
データベース・ファイル等への読み書きに使用されたりします。

<?php echo "文字列その1\n文字列その2"; ?>
出力結果
文字列その1
文字列その2
\t
<?php echo "文字列その1\t文字列その2"; ?>
出力結果
文字列その1 文字列その2
\\ と \$
<?php echo "文字列その1\\文字列その2\$"; ?>
出力結果
文字列その1\文字列その2$
\’ と \”

例えばダブルクォーテーションのecho内でダブルクォーテーションを出力したい場合は、以下のようにエスケープしてあげれば表示されます。

<?php echo "\'文字列その1\'\"文字列その2\""; ?>
出力結果
‘文字列その1′”文字列その2″